自己紹介・part4(分院長、趣味編)

こんにちは。
今回は4回にわたる自己紹介シリーズ最終回です。

今回は、分院長時代のことと、最後に少しだけ私の趣味のことを書かせてもらいますね。

5.分院長になって

立場が変わり、気合がはいる私。

前分院長先生は私の大好きな先輩で、クリニックのレベルは相当高かったのですが、
それを超えるほどの、次のステージに入ったクリニックにしたい。
そう考えていました。

治さなくてもいいように、予防に絶対の力を持ち、治すならしっかり治すクリニックにしたい。
(当たり前のように聞こえますが、これをクリニックレベルで高く維持することは、なかなか難しいのです。

これを達成するためには、
1.歯科医師のスキル
2.歯科衛生士のスキル
3.全スタッフのチームワーク
このレベルをできるだけ引き上げ、維持する。

そして、患者さまには、自分の口に興味を持ってもらいたい。

私ができることは…

・患者さまが受身的ではなく、自然に能動的になれる、歯科医院の環境づくり
・お口に関する知識をできるだけ楽に頭に入れられる環境、雰囲気づくり
・患者さまと長期的に接することになる歯科衛生士さんの、さらなるレベルアップ
・歯科医師個人としての、各ジャンルのレベルアップ、総合力レベルアップ

 

やれることには、どんどん取り組みました。

歯科衛生士さん対象の勉強会を診療後に開催し、スタッフの皆さんには頑張ってついてきてもらいました。

そして、自分のスキルアップのために、様々なセミナーに出席しました。
年間コース、単発もの、興味があるものはとにかく出席。
(セミナー受講歴につきましてご興味ありましたら、自己紹介・part1(プロフィール、大学生活)をごらんください。)

セミナーでは全国から集まる、熱心な先生方と知り合います。
志高く、同じ方向に向かって努力している先生方と過ごす時間は、とても心地よく楽しいものです。

環境は違えど、努力している人たちがこんなにもいる、自分も頑張ろう!
そう感じるだけで、翌日からの診療にまた元気に向かうことができるのです。

憧れる先輩先生方に少しでも近づけるように、対等に議論に参加できるように。

そして、なによりもちろん一番は、患者さまに少しでもお力になれるように。

診療後は、患者さまの治療計画を考えたり、資料を作ったり、他の先生たちと議論を交わす。
終電で帰ることもよくありました。

ベッドに入ってから眠るにつくまでは1秒。
気づいたら朝で、起きた瞬間から仕事のことで頭がっぱい。

忙しかったですが、私にとってはとても充実した気持ちのいい毎日でした。

この経験は、私の人生にとって、とても貴重な財産になることと思います。
本当にありがたいことです。
自由にやらせてくださった理事長に感謝しています。

 

地域の皆様のご支援をいただきながら、
全13名のスタッフと共にクリニックの総合力を上げる取り組みを続け、

5台ある衛生士チェアは、3ヶ月先までメインテナンス希望の方で、
そして3人のドクターは、1ヶ月先まで治療のご予約で埋まり続けるという結果になりました。

メインテナンス患者さまの数が増えるということは、地域の皆さまに予防の考え方が浸透したということだと思います。

関わる皆さまがお口のことを意識することなく、当たり前のように毎日を楽しむ。
そんな生活のお手伝いをする。

私の目指してきたものが、実りつつあったのかなと思います。

 

分院長としての勤務を終えた後は、都内と埼玉県3医院で勤務し、
2015年1月より、藤井歯科医院での診療を始めさせていただきました。

まだまだ勉強することはたくさんあります。
今まで私が経験してきたこと、学んできたことをベースに、
さらに研鑽を積み、少しでも皆さまのお役に立てるように、頑張りたいと思います。

 

この仕事は、現役である以上、学び続けるものだと思います。
自分のやっていることが一番正しい、そう思ったらおしまいです。

常に、
ベストな選択、処置だったか?
もっと良くできたことはないか?

自分に疑問を持ちながら学び、成長し続ける人間になりたいです。

 6.趣味など

仕事以外のことも少しだけ…。

小学校の頃からいつも何かしら運動をしていました。
水泳、マウンテンバイク、BMX、日本拳法
そして、トライアスロン、ヨガと続きます。

トライアスロン

高校生の頃から、ずーっと気になっていたのですが、2年前に先輩の先生からのお誘いをきっかけに始めることができました。

トライアスロンの一番の魅力は、なんと言ってもレースでゴールした時の達成感です。

そのほかに、私にとっての大きな魅力は、レースに至るまでの日常生活の中に3種目の練習を取り入れることで、いつも運動することになり、心身ともに健康でいられることです。

この方がむしろ、ゴールの瞬間の喜びよりも大きいかもしれません。

日本のトライアスロン第一人者・白戸太郎さんも、「レースはおまけ」とおっしゃるように、
レースにいたるまでのプロセスこそが最大の魅力と言われています。

triathlon start

swimからスタート。 この時を迎えるまでのプロセスをかみしめながら、このあとbike、runへと続きます。

photo: Triathlon swim / marc_buehler

社会人にとって、日々の生活の中で3種目を十分練習するためには、仕事や家族との時間など、様々な時間のマネジメントをする必要があります。

必然的に仕事の効率化、生活リズムの変化など、トライアスロンをしようとするだけで、生活にハリが出る、出ざるを得ない?んですね。(笑)

本当は1日の中で、仕事、育児、家事、トレーニングを行いたいところですが、まだまだバランスが取りきれていないのが実際で、妻に支えられながらなんとかやっているという感じです。

東京の生活では、朝7時からジムが開いていたので、スイム練習のあと診療をしたり、
帰りに新宿で途中下車して、帰宅ランで帰ったりと、1日の流れの中にトレーニングを組み込んでいました。

朝泳いでからの仕事って、結構いいんですよ。
頭が完全に起きた状態で仕事が始められます。

ヨガ

これは趣味というより、体と心のコンディショニングという感じですね。
体がほぐれ、呼吸も深くなりますので、心身ともに健康を保ちやすくなります。

アシュタンガヨガという流派のクラスに、東京で5年ほど通っていました。
最近は家で心身のメンテナンス程度にする程度ですが、私の生活を助けてくれています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、全4回にわたって自己紹介をさせていただきました。
長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。

自己紹介にしては長すぎましたね。(笑)
これから、どうぞよろしくお願いします。

藤井歯科医院・副院長
藤井芳仁