前歯の間のむし歯治療
こんにちは。
今日は、普段よく行うむし歯治療のご紹介です。
前歯の間にできてしまったむし歯。
歯並びがまっすぐでない部分の歯の間に、むし歯ができてしまいました。
横から見ると、
表側は綺麗な歯ですが、
裏側には…、
丸のところに、うっすらとむし歯が透けて見えます。
このような小さな虫歯では、自覚症状を感じないことがほとんどです。
そして、今回のように、見た目からはご自身では気付けないこともよくあります。
お口の病気は進行すると、治療も、そして治療後の経過も、複雑になりがちです。
これは、歯周病とむし歯に、共通して言えることです。
軽症のうちに、シンプルに治して、その後は病気を予防しましょう。
まず原因を知ること。
そして、今後は原因をなくし続けること=予防=食習慣、生活習慣、メンテナンス。
そしてその次には、病気のない人生=健康増進のステージに移りましょう。
健康増進のために、食事(栄養)、姿勢、呼吸、運動など、広い範囲でサポートしています。
関わった皆さまが、人生を健康に楽しく過ごすために、今後もそのための勉強を続けます。
話を治療に戻します。
ラバーダムをして、
さらに今回は歯ぐきから出血があったので、念のため治療する歯の周りをフロスで縛ることで、
ラバーと歯の隙間を最大限無くして、できるだけ乾燥した環境を作り、、、
むし歯を最小限で削って、
小さな穴にとどめたら、
歯の表面を薬液で処理してから、接着剤をつけて(写真なし)、
プラスチックを詰めます。
たまに、
「小さいむし歯だから、さっと短時間で治しても大丈夫ですよね?」
と聞かれます。
むし歯が小さくても大きくても、治療に求められる精度に変わりはありません。
逆に、小さいほど、細かい処置が必要で難しく、時間が必要なこともあります。
どれだけ小さくても、詰め物が合っていなければ、
掃除道具が届かなかったり、
フロスを通すと引っかかって切れてしまい、日頃のお手入れができません。
歯周病治療、むし歯治療、どんな治療も、
精度高く行い、長持ちする結果を出す必要があります。
そのために、いろいろな手を尽くしています。
また、そのための説明にも時間をいただいております。
お口にトラブルがない、快適な日常を過ごしたい方のサポートができるよう、
これからも研鑽を積みます。
皆さまが快適なお口と健康な体で、楽しい毎日を過ごせますように
YF DENTAL OFFICE
名古屋市千種区池下 ナゴヤセントラルガーデン内
歯周病、歯内療法、審美歯科、インプラント、ダイレクトボンディング、歯の移植、予防歯科、総合治療の
「大切な歯をできるだけ削らない、歯と神経を残す」歯医者|YF DENTAL OFFICE