昨日は診療後、月に1回開催の分子整合栄養医学の勉強会に出席しました。

医師、管理栄養士、歯科医師で、病気にならない体のための栄養学を学びます。

 

今回のテーマは、「フレイル・サルコペニアと栄養」。

フレイルとは、加齢に伴った心身の衰え(しかるべき介入により、健常に戻ることができる)。
サルコペニアとは、骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群。
です。

加齢に伴った心身の衰えを最大限防ぐための、
また、衰えた場合に回復するための、栄養について学びました。

 

人生最後まで、元気に、心身ともに健康に、過ごしていきたいものです。

つまり、健康寿命にまつわるこの数字、

[出典]厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会・次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会 「健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料」p25

男性約9年、女性約13年の、
健康寿命と平均寿命の差=日常生活に制限のある「不健康な期間」
を、できるだけ短くしたいわけですね。

 

そのためには、体にとって必要な栄養素をしっかり摂れている必要があるでしょう。

 

「お肉とか重いモノを食べると、お腹にもたれるから、さっぱりしたものを、、、」
という食事を繰り返していると、必要な栄養の不足から、
気づいたらフレイルの状態なってしまうかもしれません。

では、なぜだんだん消化が苦手になってくるのか。

 

消化機能を担う臓器や消化液も、また、それを正常に作るためのシステムも、
食べた栄養素を元に、様々な過程を経て、できあがります。

 

長い期間かけて作り上げてしまった栄養素の不足が、
正常ではない体の機能を作ってしまっているのです。

 

ですので、毎日、口から入る栄養素は、
我々の正常な機能を作るものとして、大切にしたいのです。

健康な体は、日々の積み重ねで出来上がるのですね。

 

 

ここで、分子整合栄養医学の紹介を。

分子整合栄養医学は、オーソモレキュラーとも言われ、
1960年代に米国のライナス・ポーリング博士(ノーベル化学賞受賞)、
カナダのエイブラム・ホッファー博士らが提唱した栄養療法で、

体の様々な機能を、臓器単位からさらに細かく細胞単位で捉え、治療や予防、健康増進にアプローチする医学です。

 

細胞は、分子=栄養素を元に構成されています。
細胞が本来持つ正常な機能を発揮するためには、分子=栄養素が理想のバランス、理想の量で満たされている必要があります。

逆に、栄養素が不足していれば、体に異常が発生する要因になると考えます。

 

分子整合栄養医学では、血液検査によって体の状態を分子レベルで解析し、
必要な栄養素を十分な濃度で満たすことで、治療や予防、健康増進を行います。

 

必要な栄養素を摂るためには、基本的には食事が一番大切です。
食事では補えない栄養素は、サプリメントを利用してもいいでしょう。
その場合は、安全で効果の高いサプリメントを使う必要があります。

 

私自身、6年前に栄養の知識を学び、血液検査をして、栄養状態の改善を始めてから、
年に何回も引いていた風邪をひきにくくなり、また、引いても軽症で回復も早いです。
対症療法としての薬は飲まなくなりました。

また、朝の寝起きは軽く、夕方以降の仕事も快調にできるようになりました。

 

病気になってから対症療法の医療を受けるのではなく、
本来の機能を発揮できている、病気にならない体作りをすることは、
人生を豊かにするために、とても大切なことだと思います。

 

栄養状態を改善することで、もっと健康になれます。
健康な体と精神があれば、人生がさらに充実しますね。

 

お口に抱えている問題を解決したら、再び困ることのないように予防し、
全身のコンディションも整えて、人生を有意義に過ごしていただきたいと思います。

診療中には、病気にならない体作りのための、栄養(食事)の基本をお話ししています。


皆さまが快適なお口で、楽しい毎日を過ごせますように
藤井歯科医院・副院長
藤井芳仁

名古屋市天白区植田
歯周病、インプラント、審美歯科、歯内療法、予防歯科、総合治療の
「大切な歯をできるだけ削らない、歯と神経を残す」歯医者|藤井歯科医院